車が盗まれる！

愛車が駐車場から忽然と消えてしまったら、、。そうならない為にも対策が必要になります。

どんな手口で盗まれる？

オーソドックスに窓を割り、配線をいじって盗難されるケースがあります。セキュリティ機能がない古い車種・レトロな車種の場合こうした手口の被害にあう可能性があります。

万全なはずのスマートキーロックも被害に。スマートキーは鍵を持って近づけば開けられるタイプの便利な鍵があります。キーが近くに無いとエンジンがかからない安全性から普及していますが、海外の窃盗団はそうした車も盗難出来てしまいます。その方法に、鍵をもった持ち主が車から離れたのを見計らい、複数犯で持ち主の鍵の電波を受信してリレー形式でつないでいきエンジンを始動させます。エンジンが切れる前にセキュリティ機能を無効化し盗難する手口により、スポーツカーが盗まれてしまった事件があります。この手口は「リレーアタック」と呼ばれています。

安全なはずの「イモビライザー」も危険。イモビライザーは電子照合システムにより、正しい鍵でなければエンジンがかからないセキュリティシステムが特長ですが、イモビライザーを特殊な危機で無効化し新しい鍵情報を上書きし盗難していくプロもいますので、過信は禁物です。

車を守るには？

車を盗まれないようにするには、複数の対策を行うことが重要です。

盗難警報システム

例えば、盗難されたことを周囲の知らせる盗難警報システムというものがあります。車泥棒が鍵を開けて車内に入ろうとしたら振動センサーが感知して大きな音と光を周辺に発するというものです。あまりに感度が良すぎると、何かがぶつかった拍子に作動してしまうので近所迷惑なので、適度な感度に調整することが必要です。

盗難システムが作動すれば、捕まりたくない車泥棒は大抵の場合すぐに逃げてくれるので犯罪を未然に防ぐ事が可能です。ただし、それだけでは車が盗まれないという保証はありませんから、万全を期したいのであればハンドルロックなど他の盗難対策を組み合わせておく方がおいでしょう。

警備会社の盗難システム

警備会社が提供している盗難システムの場合にはGPSが搭載されていて、オーナー以外の人が車を動かしたときにすぐに車の現在地に駆けつけるというサービスもあります。作動中はエンジンを始動させることが出来ないイモビライザー機能が搭載された盗難システムもありますからさらに安心です。